脳ドック検査

脳ドックについて

脳ドックとは、MRIなどによる各種検査で脳に関する病気を早期に発見するための検査です。
脳動脈瘤や脳動脈狭窄や閉塞などの脳卒中の原因の発見はもちろん のこと、脳腫瘍、認知症に対する検査を行います。
また、病気の発見だけでなく、脳の病気にならないための予防にも当院では力を入れております。

※MRI:磁場を利用した人体の断面を正確に画像化する検査機器

当院にて脳ドックをご希望の方は、お電話にてご予約をお取りください。

脳ドックにおける当院の3つの特徴

  1. 豊富な臨床経験を持つ「日本脳神経外科学会専門医」が検査します。
  2. 最新鋭のMRI装置を導入していますので、短い時間での高解像度の画像検査が可能です。
  3. もしも入院による検査や手術を必要とする場合でも、院長が引続き担当し責任を持って診療することが可能です。その他の場合にも、院長の人脈を生かし、その分野のエキスパートの先生を責任もってご紹介いたします。

発見できる病気について

脳動脈瘤

くも膜下出血は、脳血管障害の中で突然死が最も多く、重篤な後遺症を残すことが多い病気です。くも膜下出血の原因として、中高年では9割以上が脳動脈瘤(脳血管のこぶ)の破裂によるものであり、これはMRI装置による脳の血管撮影により破裂前に発見可能です。動脈瘤の大きさや部位によっては、開頭クリッピングや動脈瘤コイル塞栓術により、くも膜下出血を予防することが可能です。家族にこの病気をお持ちの方は、発症率が約3倍と高く、特に検査をお勧めします。

脳梗塞

脳の血管が詰まることにより脳の一部が壊死した状態を脳梗塞といいます。脳や頚部の血管が動脈硬化やその他の原因で細くなったり、詰まることにより発症します。その他、心房細動などの不整脈やや血液の異常により脳梗塞を起こします。

無症候性脳梗塞

自覚症状が全くない状態でも、ごく小さな脳梗塞が発見されることがあります。適切な予防的な治療を行うことにより将来脳梗塞の発病の可能性を減らすことができます。

脳出血

最新のMRIでは過去の小さな脳出血も発見が可能です。無症候性の小さい脳梗塞と脳出血をMRIで区別することにより、不適切な治療を避けることができます。

脳腫瘍

まだ症状のあらわれていない小さな脳腫瘍の早期発見が可能です。

認知症

一部の認知症はMRIによって早期に発見することが可能です。

脳ドックの料金について

Aコース 頭部MRI・頭部MRA・脈波検査
42,000円(税込)
Bコース 頭部MRI・頭部MRA・脈波検査・頸部MRA・頚動脈超音波
60,000円(税込)

※検査結果はレポートにてお渡し致します。また頭部MRI・頭部MRA・頸部MRAに関しては検査結果をCDRにてお渡し致します。